生徒・保護者さまの声

~以下、一部抜粋~

私がそろばんを始めたのは、小学四年生の秋、中学受験がきっかけでした。
苦手だった算数をせめて計算だけでも、と母に勧められて始めたものの、
始めたばかりの頃は他の習い事との両立が難しく、
また数字に弱かったこともあり、何度も心が折れかけました。

しかし、母の「もう少し続けてみなさい」という声かけや友達の存在、
太田先生の熱血指導のおかげで、今はそろばんをすることそのものが楽しみになりました。

私はそろばんを通じて、物事を継続することの大切さと楽しさを知ることができました。
そして、その学びやそろばんで身についた計算力は、
日々の生活や学業の中でも大きな意味があることを実感しております。

現代において、世界には計算機やエクセルが普及し、
教育としての算数・数学自体のあり方が問われています。
答えを導き出すことよりもその過程を重視する考えが広まり、
計算手段であるそろばんの存在を「今更だ」「時代遅れだ」と評する声もあります。

しかし、そろばんを今まで続けてきたことで養われた集中力・忍耐力・正確に情報を処理する能力は私たちの一生の財産であり、
それは現代社会を生き抜く中での欠かせない力です。
そして、そのようなそろばんの素晴らしさを一番よく知っているのが私達であり、
その素晴らしい文化を私達が後世へ伝えていきたいと思います。

~中略~

私達はこれからも日々一生懸命練習に取り組み、
さらなる高みを目指していきます決意を宣言し、お礼の言葉とさせていただきます。

そろばんの素晴らしさを後世に…(生徒表彰式典代表者のお礼の言葉)